John Lewis Christmas Advert 2013 - The Bear & The Hare
もったいぶらずにさっそく最新CM、といきましょう。「ウサギとクマ」と題された2013年クリスマス・ホリデー向けCMは、なんとなんとアニメーションとなりました。今年のは、ホンワカさせられる内容ですね。公式HP内にはこのCM専用ページも出来ました。今回BGMに使用されているのはイギリスの人気シンガー、リリー・アレン嬢が歌う「SOMEWHERE ONLY WE KNOW」。
こちらもブラス・アレンジを生かしたゴージャスなドアーズ・カヴァー。ジャズ・ドラマーのバディー・リッチが1969年にウイスキー・ア・ゴーゴーで残したライヴ音源です。この曲を収録したアルバムには他にもドアーズ「HELLO I LOVE YOU」のカヴァーも収録されていて、当時ドアーズの人気と影響力がここまで広範囲にわたっていたことが伺えます。
Minnie Riperton & Jose Feliciano / Light My Fire (1979)
ドアーズでピアノ・ソロ、と言えば、やはりこの方をあげないわけにはいきませんよね。以前も触れましたが、熱狂的なドアーズ信者として知られるジョージ・ウィンストンは02年にウィンダム・ヒル・レコードからピアノ・ソロによるドアーズ・カヴァー・アルバム『NIGHT DEVIDES THE DAY』を発売していますが、こちらはその盤に収録された「PEOPLE ARE STRANGE」のカヴァー。ジョージ・ウィンストンはドアーズのサウンド、とりわけレイ・マンザレクの「倒錯したキーボード・サウンド」に夢中になった、とのこと。
通常であれば格闘技のBGMは、はやりBPM早めのドカドカとケタタマしいロック(メタル率高し)が使われるのが常ですが、「60億分の1を決める」というコピーで開催された04年のGPに使われたメインテーマはサラ・ブライトマン「TIME TO SAY GOODBYE」でした。なおこの後、PRIDEとは全く関係のない某格闘家が、何の脈絡もなく同曲を入場曲に使用していますが、恥ずかしいにもホドがあります。
05年のタイトルマッチでヒョードルに惜敗し号泣したミルコ。翌年のGPに出場した際の煽りVがこちら。曲はFPM「DON'T YOU KNOW」。美濃輪育久という、ちょっと変わったキャラの日本人選手との試合ですが、2人ともキャラは違えど背負っているものはそれぞれに重いもの、ということが伺える煽りVです。余談ですが、PRIDEではBGMにFPMを使用する率が結構高く、そんなところもセンスを見せつけてくれます。ちなみにミルコ本人の入場曲は、デュラン・デュラン「WILD BOYS」。チャメっ気があっていいですね(笑)。
PRIDE 34 OP (2007)
07年、明らかに裏の世界で強引な力が働き、PRIDEという格闘技イベントは屋号と権利をすべて米国の某団体に売却、その後なんら音沙汰もなくあっというまに消滅する、という結果になりました。こちらは売却直前、PRIDE最後の大会として開催された07年4月の大会のオープニング映像。過去10年間の名場面をコラージュし、BGMにはラモーンズ「DO YOU REMEMBER ROCK'N'ROLL RADIO」のカヴァー(演奏はKISS!)が使用されています。