70年代末からTDKのカセットのCMにスティーヴィー・ワンダーが出演しているのをご記憶の方は多いと思われます。1981年、スティーヴィーは2度目の来日公演を行なっていますが、同公演はTDKの1社提供でTV放送されました。当方もよく覚えています。もうね、放送中ウンザリするほどCMで「Do I Do」を聴かされましたから(笑)。音の説明はともかく、この英語のコピー文なんとかならなかったんでしょうか。
マクセルのカセットテープのCMは、80年に山下達郎「RIDE ON TIME」が起用されて以来、THE MODS、TMネットワーク、渡辺美里、大江千里、安室奈美恵、相川七瀬、MISIA他多くのアーティストが出演しています。で、こちらは村田和人「一本の音楽」を使用した83年のCM。出演してるのは都市探検家の松山猛氏という方で、こんなアメリカンな映像なのに載ってるバイクが英国の古めかしい骨董品のような(笑)ベロセットっていうところが面白いですね。
TDK TV-CF (小比類巻かほる / 1987)
うーん、なんという80年代テイストでしょうか。もう泣きそうです(笑)。「HOLD ON ME」「両手いっぱいのジョニー」「シティー・ハンター~愛よ消えないで~」等のヒット曲でも知られる歌姫、小比類巻かほるさん出演のTDKのTV-CM。曲は「TOGETHER」。小比類巻さんは現在もホントに変わらぬ歌声で活躍を続けてますよね。余談ですが「何故46分というハンパな収録時間があるのか」。今はもうその理由をご存知ない方も多いんでしょうね。
「ロックを象徴するアイコン」としてダブルネック・ギターを紹介していますが、まさにその象徴中の象徴ともいえる動画。ダフト・パンクはもちろんギターを演奏しませんが、彼らの「ROBOT ROCK」というPVにはまるで主役のようにこのダブルネック・ギターが登場します。余談ですが、この曲のほとんどの音はブレイクウォーター「RELEASE THE BEAST」(80年)のサンプル音で出来ています。