80年発表のデビュー曲。ピート・バーンズは77年に最初のバンドを(ジュリアン・コープ等と)組んでいますが、そのバンドはシャム69の前座を一回担当したのみで解散したとのこと。何度もメンバーの入れ替えを行い、インディーで最初に出したシングルがこれでした。既にこの頃からKC&サンシャイン・バンド「That's The WAy」等をレパートリーにしてたそうです。
セカンド・シングル。持ってる持ってる。なんていうんでしょうか、ストラングラーズ的なハチャメチャさあり、ロキシー・ミュージックmeetsインスパイラル・カーペッツていうか、イギリス版G-Schmittていうか、そういう「洋楽好きの男の子が最初に飛びつく要素」が満載のサウンドですよね。 Dead or Alive / It's Been Hours Now (1982)
オリジナルです。ガーション・キングスレイという作曲家が69年に作った『MUSIC TO MOOG BY』収録曲ですが、彼はムーグ・シンセ奏者4人を集めてカルテット(ファースト・ムーグ・カルテット)を結成してしまったというド変態です。まるでクラフトワークの出現を予言したかのようなアティテュードと楽曲ですね(実際この曲を「クラフトワークの曲だ」と勘違いしてる人が世界中にいます)。
K-tel Records "Super Bad is back" commercial (1973)
上記『Super Bad』の続編コンピ『Super Bad is Back』のTVCM。こちらはなんとジョー・サイモン本人が登場。それだけでなく、ミリー・ジャクソン姉さんがガッツリCMで歌ってます! 余談ですが、シカゴ出身のコーラス・グループCHI-LITESは、そのカナ表記がいつも別れますよね。で、是非ジョー・サイモンの発音を聴いて下さい。ええ「シャイ・ライツ」と言ってます。今まで「チライツ」とか「チャイライツ」とマヌケな表記を用いてきた音楽評論家の方は懺悔して下さい。