その証拠とも言える動画をひとつ。名作ライヴ盤『OIL ON CANVAS』にも収録された、JAPANの最終ライヴ・ツアーでギターを弾く土屋昌巳氏のヘア・スタイル。これはもう当時間違いなく世界でイチバンカッコいいヘアスタイルでした。この6分の動画だけで、ミック・カーンのカニ歩きとか、土屋氏の不可思議な挙動とか、語り出せば切りがないのですが(笑)。後に研ナオコや近藤真彦がこのアレンジ版ヘアを披露したことをご記憶の方もいるはず。
Behind The Vinyl - "I Ran (So Far Away)" with Mike Score from A Flock Of Seagulls
スウィートはハードロック・バンドとしてアメリカに活路を見いだしてますが、まあまあの成功を得たので、グラムロックが死んだ後もしばらく長生きしています(笑)。こちらは77年発表のアルバム『OFF THE RECORD』からの曲で、ご覧の通りド・ファンクをやってみた、という曲。こういうマッチョ・ファンク路線、スウィートには似合わないと思うんですけどね。
最後は変わり種。御承知のとおり、マーク・ボランの奥さん(でも籍は入れてない)だったグロリア・ジョーンズがカヴァーした、T-REXの「GET OT ON」。彼女は74年から77年までT-REXで歌い続けましたが、そんな最中に残されたソロ作『VIXEN』は、大半の曲をマーク・ボランが提供しています(プロデュースもボラン)。なのに曲はやっぱりファンキー・ソウル。