伸びに伸びた白髪と髭で、今や仙人のような風貌となってしまったレオン・ラッセルの、これはソフト&メロウ期の一曲。映像優先でこちらを紹介したが、やはり楽曲的には当時の奥方マリー・ラッセルと共に録音した同時期の2枚のアルバム『Wedding Album』『Make Love To The Music』をお薦めしたい。若い時分のスナップや映像をWebで探して戴ければお分かりの通り、サングラスを外した目元は眼光鋭く実にクール。
全英2位を記録した代表曲「DO YOU WANNA TOUCH」を挟んで、こちらの曲は彼にとって初のNO.1を記録した名曲。グラム時代は一貫して「応援団ロック」と呼ばれたこのマッチョなコーラス・スタイルは変わっていません(笑)。動画ではバンドが登場していますが、後にゲイリー・グリッター作品から枝分かれして「グリッター・バンド」という名義でも自らヒットを放つ程の人気を誇ったスター・グループとなりました。