この頃のシャーデー、世界で一番カッコいい女性でしたよね。しかもブッチギリで。新曲を出すだけで、新しい写真が公開されるだけで、彼女が何かをするだけで驚きを与える、そんな存在でした。「その日を掴む(SEIZE THE DAY)」ではなく「その日を愛でる(CHERISH THE DAY)」。うーん、なかなかそんな悟りの境地にはほど遠いですね、筆者は。
動画中「アタシギターを弾き始めたばかりなの」という言葉も出てきますが、人前でギターを弾くようになったその初期にあたる2000年、人気TV番組「レイト・ショー WITH デヴィッド・レターマン」に出演しアコギを披露するマドンナ。同年彼女はドン・マクリーン「AMERICAN PIE」のカヴァーを大ヒットさせた時期でもありますから、アコギとマドンナが密接な関係にあった時期とも言えます。それにしても、ちゃんと生でこれだけ歌える人、なかなかいませんよね。
ABBAの曲をサンプリング使用し世界中を驚かせたディスコ・アルバム『CONFESSIONS ON A DANCE FLOOR』は05年発表。当時は例のピンクのレオタードで世界中を熱くさせましたが、08年の『HARD CANDY PROMO TOUR』ではこんなヴァージョンで披露されました。いいですね。下手糞なピックスクラッチに胸が熱くなりますね!ちなみに2001年、カッコつけてギター弾いてたらケーブルが刺さってなかった、というオチャメなミスを披露してしまったこともあります。
そして自身名義で73年にデビュー。もちろんグラム〜グリッター・ビートという当時の流行をベタベタに取り入れたこの曲は全英NO.2になる大ヒットとなります。その後も「DO YOU WANNA DANCE」(7位)、「SCHOOL LOVE」(11位)等のヒット曲を生んでますが、一般的に彼の名は「DANCIN'〜」の一発屋として認知されていることが多いですね。