訃報を受け、ロンドンの北のはずれにある聖オルバンズ大聖堂(St. Albans Cathedral)が、施設であるパイプオリガンを用いてボウイ「LIFE ON MARS」を演奏した動画を公式にアップしています。
David Bowie tribute on the Dom Tower Utrecht
こちらもトリビュート演奏。訃報が広まった当日、オランダのユトレヒトにあるドム・ファン・ユトレヒト(Dom van Utrecht)の鐘の音を使って演奏された、ボウイ「SPACE ODDITY」です。街のシンボル・タワーでもあり、オランダのゴシック建築の象徴でもある建物。そうでしたか、オランダに行った時に一目みてくれば良かったです。
David Bowie Star Special (1979)
最後のオマケ。79年5月に英BBCラジオ1で「DAVID BOWIE STAR SPECIAL」と題した2時間特番が放送されました。単純に、ボウイが選曲した「好きな曲」を29曲ダラダラと流す音楽番組でしたが、自分の曲も2曲流してますけど、素晴らしいですね。ちなみにボウイの私物のレコードをオンエアしたそうです。ステイプル・シンガーズ「TELLING LIES」で閉めるあたりも、見事です。選曲表はこちらを参照。
はい、泣く子も黙る最強マシンTR-808、通称ヤオヤの登場です。1980年に発表、実質3年間しか製造・販売されていませんが、15万円という価格(当時)で瞬く間にシーンに広まりました。何と言ってもプリセットパターンをユーザーが自分で(しかも簡単に)作ることができる、という画期的な性能もユーザーフレンドリーでしたが、各音をチューニングできる点も見逃せません。この機材が生んだヒット曲は「SEXUAL HEALING」「BETWEEN THE SHEETS」他膨大な数になりますが、バンド名に引用するという例(808ステイト)もありましたね。